長崎駅からハウステンボスへのアクセス方法は、電車・バス・車の3種類があります。
しかし、初めて行く場合は、どれが一番便利で安いのかと、迷ってしまいますよね。
そこで、この記事では、バス、電車、車のそれぞれの行き方を料金や時間を比較し、予約方法・割引情報・注意点をまとめました。
移動のストレスは、旅行全体の満足度に影響します。
楽しい旅行になるよう、予算や目的にあった移動手段を選ぶ参考にしてください。
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はじめに|長崎駅からハウステンボスへのアクセス方法概要とおすすめの行き方
ハウステンボスは、佐世保市に位置しています。
主なアクセス方法は、電車・バス・車の3種類。
長崎駅からの乗車時間と定価料金をまとめると以下の通りです。
大人1人 | 往復料金定価 | 乗車時間 |
電車 | 3000円 | 1時間30分 |
バス | 2900円 | 1時間15分 |
車 | 4100円※1 | 1時間5分 |
※1:高速道路代と駐車場代のみ。ガソリン代とレンタカー代は含まれていません。
最初に結論を言うと、長崎駅⇔ハウステンボス間の移動は、
下の3つ「全ての条件に当てはまる」場合、電車の利用がおすすめで、
下の3つの条件の「1つでも当てはまる」場合は、バスがおすすめです。
自家用車でハウステンボスに行くなら安上がりなので、長崎周辺にお住まいの方にはお勧めですが、レンタカーを借りてハウステンボスまで行くメリットはそこまで多くはありません。
レンタカーは、小さなお子さん連れなどで、決められた時間で行動するのが難しい場合や、学生さんの卒業旅行など、大人数でワイワイ行きたい&安く行きたい場合にのみお勧めです。
それでは以下の項目で、それぞれのアクセス方法を詳しく解説していきます。
①長崎駅からハウステンボスまで『電車』で行く場合
長崎駅からハウステンボス駅まで電車で行く場合「シーサイドライナー」が利用できます。
シーサイドライナーは長崎駅から佐世保駅までを走るJR大村線の快速電車です。
大村湾沿いを走っているので窓からの景色がとてもよく、乗り換えの必要もないので大変便利。
長崎駅からのハウステンボスへは、このシーサイドライナーでの移動が一番メジャーで多くの人が利用するアクセス方法です。
【長崎駅から電車(シーサイドライナー)の利用】
- 所要時間:約1時間30分
- 料金:大人片道1500円、子ども片道750円
- 乗車区間:長崎駅ーハウステンボス駅
- 時刻表:こちら
シーサイドライナーの停車駅は以下のXの投稿を見てください。
快速以外でも、区間快速や普通電車でもハウステンボス駅に停まるので、万が一乗り遅れた場合は次の電車で行きましょう。
電車のメリットデメリット
長崎駅からハウステンボスまで、電車を利用するメリットデメリットは以下の通りです。
電車なら「エンジョイ!ハウステンボス切符」利用で旅行費が安くなる!
長崎駅からハウステンボスまで電車を利用する場合、『エンジョイハウステンボス切符』が利用できます。
『エンジョイハウステンボス切符』は、以下の2点がセットのお得な切符です。
- JR長崎駅からハウステンボス駅までの往復乗車券
- ハウステンボスの1dayチケットがセット
JRの乗車券と1dayパスを別々に買うよりもお得になっています。
有効期間は2日間あるので、1泊2日の旅行予定の方も利用できます。
【エンジョイハウステンボス切符(長崎発)料金比較】
大人 | 中高生 | 小学生 | |
JR往復 | 3,000 | 3,000 | 1,500 |
1dayパス | 7,400 | 6,400 | 4,800 |
エンジョイ切符 | 8,820 | 7,920 | 5,460 |
お得額 | 1,580 | 1,480 | 840 |
仮に、パパママ小学生2人の4人家族で旅行した場合、エンジョイハウステンボス切符を利用したら、旅行費用がトータルで4,840円お得です。
電車がおすすめの人
電車でのアクセスは、
- 往復で利用したい
- 1泊もしくは日帰りの予定
- 1dayパスを購入予定
の全て当てはまり、さらに、
- 時間通りに到着してほしい人
- 旅行費全体を安くしたい人
に当てはまる人に得にお勧めです。
電車は、定時制にすぐれているので、旅行プランを立てやすく、渋滞や駐車場の心配がいりません。
電車内の混雑や、所要時間が長くなる我慢できるなら、一番安く行ける電車がお勧めです。
電車の注意点
長崎駅からハウステンボスへのアクセス方法の注意点を紹介します。
ハウステンボス駅ではICカードが使えません
ハウステンボス駅ではICカードが利用できません。
ICカードで乗車してしまった場合、列車の中で車掌さんに現金で料金を払い乗車券を発行してもらうことになります。
車掌さんがいない車両だった場合、ハウステンボス駅改札の横にある清算所または精算機で現金で支払いをします。
混雑時は精算で時間を取る可能性があるので、早く改札を出たい場合は、最初から切符を購入して乗車するのが安心です。
ハウステンボス駅のコインロッカーは争奪戦
ハウステンボス駅のコインロッカーは、改札を出た正面にある待合室内にあります。
- 大サイズ900円:10個
- 中サイズ600円:34個
ハウステンボス駅のロッカーは競争率が高いようです。
確実に荷物をコインロッカーに預けたい場合は、改札での精算に時間がとられないよう、事前に切符を購入して乗車しましょう。
ロッカーが埋まってしまっていた場合、ハウステンボスの入口にあるコインロッカーをご利用ください。
②長崎駅からハウステンボスまで『高速バス』で行く場合
長崎駅とハウステンボス間は、高速バスが運行しています。
長崎⇔ハウステンボス間 高速バス
高速バスのメリットデメリット
長崎駅からハウステンボスまで、高速バスを利用するメリットデメリットは以下の通りです。
高速バスがおすすめの人
バス利用がおすすめな人は、以下に当てはまる人です。
- JRの「エンジョイハウステンボス切符」を利用できない以下に当てはまる人
・長崎駅⇔ハウステンボス駅間で片道だけ利用したい
・ハウステンボスの1dayパスが不要(既に別で購入済み)の人
・アフター3パスポートなど1dayパス以外が必要な人
・ハウステンボスで2泊以上する人 - 「移動時間が短い」&「移動が楽」が優先の人
- 混雑が苦手な人
乗車時間だけでなく移動時間全体を見て、一番早く楽に移動できるのはバスです。
バスは電車より乗車時間が15分短い上、ハウステンボスのウェルカムゲート前で降車でき、トータルで電車よりも25分早い計算になります。
※電車の場合は駅からハウステンボス入口まで10分程度歩きます。
バスは席も予約できるので、確実に座れて車内の混雑の心配もありません。
また、電車で行く一番大きなメリットは、1dayパス付きで安い「エンジョイハウステンボス切符」が利用できる点なので、1dayパスが必要ない人には高速バスがおすすめです。
バスを利用して、ハウステンボスのパスポートを別で購入するなら、割引やクーポンもあるのでチェックしましょう。
以下の記事で割引券とクーポンの最新情報をまとめています。
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高速バスの予約方法
長崎駅からハウステンボスまでの高速バスの予約は、Web予約、電話予約、窓口予約が可能です。
高速バスで使える割引
長崎駅⇔ハウステンボス間の高速バス(西肥バス)は、Webでのチケット購入の場合、早期予約&決済完了で割安で購入できる『早割』があります。
早割が適用になるのは大人料金のみで、小人・障がい者の割引はありません。
大人通常価格 | 1450円 | ー |
WEB早割1 | 1400円 | 乗車日前日までの予約&決済 |
WEB早割14 | 1350円 | 乗車日14日前までの予約&決済 |
WEB早割28 | 1250円 | 乗車日28日前までの予約&決済 |
高速バスの注意点
長崎駅からハウステンボスまでバスを利用するときの注意点は以下の通りです。
- 途中のトイレ休憩などはない。
- 幼児でも座席を利用する場合は子供料金が必要。
- 決済が完了したチケットのキャンセル・払い戻しは、1人110円のキャンセル料がかかる。
- キャンセルの場合、乗る予定のバスの始発時間30分前までにキャンセル完了する必要がある。
- バスの出発後のキャンセル・払い戻しは不可。
- 渋滞で到着時間が遅くなる可能性がある
高速バスの注意点|イベント開催日は渋滞で遅延する可能性あり
渋滞に関して、もう少し説明します。
長崎駅~ハウステンボス間のバスは、長崎駅から長崎ICまでは長崎市内を通るルートのため、平日の午前中は多少の渋滞が発生しています。
バス乗車時間は1時間15分と公式HPに書かれていますが、この時間は、通常発生する市内の渋滞も加味された時間のため、普段の運行では1時間15分から大きく遅れることはありません。
しかし、花火などの特別なイベント開催時は別です。
イベント開催日は、午前の便の遅れはほぼありませんが、午後の便や夜の便では渋滞が発生してバスの到着が遅れる可能性が高いです。
花火などのイベント日は、到着時間の遅れが心配な人は、バスではなく電車がお勧めです。
花火イベントの日程は以下の記事で解説しています。
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③長崎駅からハウステンボスまで『車』で行く場合
長崎駅からハウステンボスまでの車での移動は、家族やグループでの旅行にお勧めです。
時間に縛られず、好きなタイミングで移動でき、しかも安上がり。
レンタカーの場合でも、1日なら5000円程度から車を借りられるので、ガソリン代・高速代・駐車場代を考えても、人数が多ければ割安になります。
- 所要時間:高速道路利用で約60分
- レンタカー料金:約5000円~
- 高速料金片道:1,300円(※長崎IC~東そのぎIC間)
- ハウステンボス駐車料金:1,500円
車のメリットデメリット
長崎駅からハウステンボスまでの移動で車を利用するメリットデメリットは以下の通りです。
車がおすすめの人
車での移動が向いている人は、
- グループや家族など大人数で行く人
- スケジュールをはっきり決められない人
- 荷物が多い人
です。
ガソリン代・駐車場代・高速代を考えると、自家用車なら、大人2人の場合で電車やバスより少し安く、3人以上だと確実に安くなります。
車をレンタルする場合は、安さよりも「自由度の高い快適な旅」を求める場合に向いています。
車種や日程によって違いますが、1日5千円程度から借りることができるので、人数が多ければ一番安い移動手段にもなります。
\まずは車の空きがあるかチェック!/
車の注意点
車の移動の場合、駐車場が混み合う可能性があることを考慮しましょう。
特に花火イベントの日は、満車でなかなか停められなかったり、道路の渋滞や、駐車場の出庫にも時間がかかる可能性があるので要注意です。
花火イベントの日は以下の記事で解説しています。
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長崎駅からハウステンボスへの行き方|バス・電車・車の料金や時間を比較まとめ
以上、長崎駅からハウステンボスへの行き方を解説しました。
値段や時間を考えると、一番のおすすめは電車です。
電車は、定時制に優れ、渋滞や駐車の心配がなく、「エンジョイ!ハウステンボス切符」が利用出来て旅行費全体が安くなります。
ただ、電車は混雑して座れない可能性、所要時間が長くなるというデメリットもあります。
「座って楽に移動したい」「移動時間が短い方がいい」という場合は、バスや車も検討してみてください。
是非、旅の予算やプランに合ったアクセス方法で、ハウステンボス旅行を楽しんでくださいね。
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